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なよべや。

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【感想】最後の約束の物語(PSP)  

■[PSP] 最後の約束の物語



ジャンル … RPG(J)
対応機種 … PSP
開発元 … イメージエポック
発売元 … イメージエポック
人数 … 1人
メディア … UMD
発売日 … 2011年4月28日
価格 … UMD版 6,279円(税込)/DL版 5,600円(税込)
対象年齢 … CERO:B



◆“最後の約束の物語”とは
(C) Imageepoch

イメージエポックのJRPG企画(自社名義リリース)第一弾。
幾万の鋼鉄の兵団に占拠されんとする魔導王国を舞台に、味方が戦闘で死亡すると文字通り“ロスト”(劇中から存在しなくなる)するシビアな難易度をテーマにしたダークジュブナイル・ファンタジーRPG。



◆1周目クリアデータ
▼戦闘メンバー
ウォルフ(Lv57)、セレス(Lv56)、カイン(Lv56)、サーシャ(Lv56)
▼控え
ラシュディ(Lv30)、マラルメ(Lv32)、ジャイロ(Lv25)
▼最後の約束の相手
セレス
▼救出人数
1921人
▼メサイア生存人数
7名(全員)



◆ストーリー
新興国家サヴィ・シャンティエの侵略により、崩壊へと向かうユグドラ王国。
王都ファルエデンを舞台に、王国滅亡までの「最後の1日」を描いた物語。

 (C) Imageepoch

襲撃により30000人もの人命が失われ、生き残った2000人の民を救出しながら物語が進む、防戦一方のシリアス&サディスティックなストーリー。
出だしから昨今よくあるような、ありふれた大団円な結末が予想できない展開。
大切な人を失いながらも、全力で民を救出し、がむしゃらに戦い続ける展開。
よくあるような大団円で終わらない、触れ込み通りの展開は非常に楽しめた。

イベントの矛盾や伏線の未回収、敵の目的や正体、サーシャの「イルズ事件」や、フーリオの魔力が封じられた理由、キャラクターの扱いや演出などなどなどなど、気になる点は数え切れないほど大量あるものの……

“ゲームデザイン”と“ストーリーの本筋”は素晴らしく面白かった。

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◆キャラクター
各キャラクターとも、それなりにメインシナリオに絡んでくる。
※各キャラクターについての雑感はこちら

しかし、メインシナリオにてキャラクターの背景が描かれていないため、キャラクターの関係などを把握するまでに少々時間を要した。
また、セリフのひとつひとつなど、細かな表現で疑問を感じる点も。
メインもサブもキャラクター全体を通して“扱い”が少々荒いように感じられる。
PSPのUMD容量の都合などもあるだろうけども、なんとか各キャラクターにも活躍の機会を与えて欲しかった。

また、戦闘前イベントなどでウォルフが全員に対して声をかけているのに、実際周りにいるのはセレスだけとか。
ウォルフの顔にカメラを固定して周りを映さないようにするだけでも、プレイヤーの感じ方は全く違うと思う。

 (C) Imageepoch



◆戦闘システム
戦闘の難易度は“世界樹の迷宮”をイメージさせられるようなプレイ感。
シビアなMP燃費やギリギリの被ダメージで、ボス戦でもある程度使い方を考えなければ、敵のHPを削り切る前にMPが枯渇してしまうことも。

それでも多くのRPGは、ある程度レベルを上げて装備やスキルを整えたら、比較的安定して戦闘が行うことができる。
しかし、本作は装備やスキルを整え、敵に対して数段上のステータスを持っていたとしても、常にある程度の緊張感が付きまとう。
どれだけLvを上げても装備を整えても、少しのミスが命取りになるようなゲームバランスがとても素晴らしい。

また、「敵対心」により随時変化する戦闘状況は、リアルタイムバトルを上手くコマンドバトル化させているような印象を受ける。
「HPの低いキャラを狙う」「後衛を狙う」など、敵の思考が“固定されていないように感じられる”点が気に入った。

その他、気になった点。
・2回攻撃では1回の攻撃毎に終了判定が欲しい
・攻撃目標選択時に敵対心が確認できると便利かも
・戦闘中、直前に攻撃したキャラのボイスが次キャラの攻撃時に再生される事がある

 (C) Imageepoch



◆音楽
既に多くの人が述べているけど、本作は音楽が素晴らしい。
特に戦闘やダンジョンの勢いあるBGMが印象深い。
崩壊のテーマに重厚な音楽が素晴らしくマッチしていると思う。
音楽面は特に評判が良いので音楽担当はこれから大きくなりそう。

個人的にはコンサートが開催されたら参加するレベル。
サウンドトラックはもちろん回収予定。



◆グラフィック
キャラクターはアホ毛の一本まで丁寧に作られており、とても好印象。
TV出力してプレイしてもさほど気にならない程度にまで作りこまれている。
ただ、レクレウルなど、チョイ役のキャラクターののっぺりした服装などは気になった。

敵Mobのグラフィックも細かいところまでメカメカしく作りこまれており、埋めこまれ回転している歯車など敵Mobのグラフィックは見ているだけで飽きない。
またその攻撃モーションも本当に見事。
重量感あるように派手に動きつつながら、短すぎず長すぎない演出時間も素晴らしい。

雑魚敵からして重たい動きに、ボスの大技では目を瞑るほどの大迫力な動き。
迫力の割にダメージはそれほどでもなかった、なんてことが多々ありました。

ダンジョンMAPにおいても概ね好印象。
崩壊へ向かう王国、ファンタジーな廃墟好きにはたまらない舞台。
個人的に「東門 - 居住区画」の音楽と雰囲気が最も気に入った。

ただ、第一章~第二章の間のイベントでアニメーションにインターレースが入っていた点や、終盤の転移方陣を起動するイベントで字幕とボイスがズレていた点は気になった。

 (C) Imageepoch



◆他システム
移動しながら(歩みを止めずに)特定ポイントでリゼットが応答してくれる演出が、ナビゲーションらしい演出で気に入った。

宝箱や転移装置がウォルフに隠れて見えなくなるので、移動時はカメラを少し上下できると良かった。
ウォルフの動きが機敏すぎるためか、NPCや宝箱などの当たり判定などがちょっと気になった。

種類順か五十音順でアイテム整理が欲しい。

UMDからの読み込みにしては早く、ロード時間は気にならない程度だったけど…
長いイベント時に発生した繋ぎのガタつきは気になった。
メディアインストールがあればもっと快適だったのかな。

クリア後に難易度が切り替えできないのは少々厄介。
イベントスキップを入れない理由は何かあるのだろうか。

戦闘に入るタイミングで暗転フリーズを確認(PSP-2000にてプレイ開始からクリアまでに6回、内5回はイベントからの戦闘開始時)

(C) Imageepoch



◆まとめ
「最後の約束の物語」は久しぶりにゲームデザインが気に入ったタイトル。
崩壊へ向かうストーリーと重厚な音楽をベースにシビアな戦闘が上手く噛み合わさっている印象。
ゲームデザインと音楽と戦闘とストーリーの本筋はとても面白かった。
他のゲームで「ユグドラ王国」を登場させた、本格大型RPGがやってみたいかもしれない。

ミッション受領型RPGで、ロード時間も短く、サクサク進めた。
戦闘難易度が高く、一度失ったキャラクターは戻らない仕様。
緊張感が楽しめる点は触れ込み通りで、ゲームバランスは特に作りこまれている印象を受けた。

しかしながら、UIやシステム周りに不具合や改善点が目立つ。
イベントからの戦闘移行時にフリーズは致命的で、一昔前(SO2時代)のtri-Aceを連想させられるほど。
また、ストーリーの本筋はともかく、各キャラクターの扱いから伏線の未回収などなど穴だらけの荒すぎる点も残念。

とは言え、初週販売本数では話題性抜群だったエルシャダイを追い越して販売数も好調。
満足できる完成度だとは言えないものの、イメージエポックのJRPG第一弾タイトルとしては良いスタートを切れている印象。
イメエポはますます上向きになりそうだけど、各所で言われている直すべきところはしっかり直して欲しい。

次作のB★RSは元のイメージがあるから、販売数は安定しそう。
原作基盤をベースに、JRPG第二弾ということで、どのようにプロモーション仕掛けて来るのかが気になるところ。

そして、個人的にも気になっている「シュヴァリエサーガタクティクス」。こちらにも期待したい。



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テーマ: レビュー・感想

ジャンル: ゲーム

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この記事に対するコメント

結構甘めな評価をつける方なんですね

URL | 通りすがり #-

2011/10/06 17:31 * edit *

▼通りすがりさん

コメントありがとうございますー。

うちで取り扱っている記事については、あくまでも自分が感じた「感想」になりますので、「評価」をしているつもりはありません。
ゲームはもちろん「作品」と称せるものすべてに言えることですが、感じ方は人それぞれであるため、一概には言い切れませんので。

URL | nayo #aF03qbSI

2011/10/06 17:39 * edit *

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